
発達障害のある娘を連れてマレーシアに移住して良かったと思っていることを書いています。
今日は、その5つ目です。
前回、学校にスナックタイムとランチタイムがあることを書きました。
スナックタイムというのは、日本人には耳馴染みがないものだったと思います。
その前提として、そもそも設定が違う、みたいなことが色々とあるので、書いてみたいと思います。
⑤ 体質に合った時程の学校を選べる
まず、あおたん、起床が8:30です。
トイレに行って、着替えて、髪を結って、9:05にテレビを消して、私と一緒に「行ってきます。」
コンドミニアムのエントランスロビーで、ソファに座って車を待ちます。
軽自動車が迎えに来てくれます。
そこには3人の同じ学校の生徒が既に乗っています。
あおたんは4人目で最後です。
学校の始業は10:00。
1時間目は10:00から10:50。
10:50から11:10まで、スナックタイム。
ここであおたんはタッパーに入れた「おやつラーメン(ベビースターラーメンみたいなやつ)&オートミールクッキー」を食べます。
これが実質的な朝食ということになるでしょう。
他の子もそれぞれ好きな食べ物を持ってきて食べているそうです。
2時間目、3時間目が終わり、12:50から13:30まで、ランチタイム。
ここであおたんはお弁当を食べます。
メニューは毎日ほぼ同じで、「チョコパン&オートミールクッキー&リンゴ」
13:30から14:20まで、4時間目。
14:20から15:00まで、5時間目。5時間目だけ、他より10分短いんですよね。その理由を尋ねたことはありません。たぶんキリが良いからなんじゃないかなと、私は思っております。
「早寝、早起き、朝ごはん」って、日本において、子育ての基本中の基本ですよね。
それに倣って言うなら、あおたんは「遅寝、遅起き、朝食抜き」です(笑)
でも私思うんです、世の中には朝型の人もいれば、夜型の人もいる、と。
私は完全に朝型人間なのですが、夫やアオイは、長年の観察の結果、どう見ても夜型人間なのです。
そして、消化器系も私よりは強くなく、朝起きてすぐは、お腹が空いていないのです。
アオイがいま通っている学校は、たぶん夜型の人のための学校なのでしょう。
もともとはホームスクールだったそうなので、朝型の時程が合わない子が多かったのかもしれません。
色々な学校があって、ゆっくりめな時程の学校も、多くないかもしれないけれど存在する、選べる、ということですよね。
これもマレーシアの良いところなのではないかなぁと思っています。
日本にもフリースクールやオルタナティブスクールのような、様々な教育の場が増えてきているようですものね。
色々な選択肢が増えると良いよなぁと思います。
私もかつては「早寝、早起き、朝ごはん」は絶対、くらいに思っていました。
それは最低限の親の務め、のように。
でも、たぶん、それは、人類の中でマジョリティである朝型人間さんに合わせたルールだったのでしょうね。
マイノリティである夜型人間さんはずっと辛い思いをしてきていたのでしょうね。
今日はここまで。ありがとうございました。